- この時期(11か月)のページもくじ
- 生まれたころと比べると体重は3倍に!【体重に関して】
- いろんなものが食べれるよ。【食事に関して】
- ママこれ見て!指さしのはじまり。【この時期の特徴に関して】
- クレヨンでなぐりがき!【発達に関して】
- いろんなものの役割を教えてみましょう。【育脳・教育に関して】
- こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
11ヶ月の赤ちゃんの平均体重
生まれたての頃に比べ、体重は3倍になり、身長は1.5倍にもなりました。歩き始めると見た目は赤ちゃんから、子供という感じ変わってきます。体重の増加も1日10g程度になります。
- 男の子
- 身長:69.5cm~78.5cm
- 体重:7,550g~10,850g
(1日あたり7~10g増加)
- 女の子
- 身長:67.5cm~76.5cm
- 体重:7,050g~10,150g
(1日あたり7~10g増加)
11ヶ月の赤ちゃんの食事
11ヶ月の離乳食(3回食)
先月より朝・昼・夜と3回食になっています。
食欲についていは相変わらず個人差や体調によって異なります。焦らず気長に進めましょう。
大人とほとんど同じものが食べられるようになっていますが、味は薄めを心がけましょう。
ご飯などは柔らかめに作りますが、こしたり、潰したりする必要はありません。
11ヶ月の赤ちゃんはこんな時期
なにか気になることがあると指さしをはじめます。
10ヶ月位から何やら指さしのような行動が徐々に出てきます。絵本を読んでいたり、テレビを見ている最中に、好きな動物やキャラクターが出ると「あーあー」などと声を上げて指差しをします。
ママに何かを伝えたり、共有しようとしている証拠です。
指さし位と思うかもしれませんが、子供の発達具合には非常に大切な一歩となります。
ママは指差したものなどを教えたり、一緒に興味を持ってあげたりすることで、もっと多くの言葉やコミュニケーションを学んでいきます。
生活リズムが安定期に入ります。
昼に2回など昼寝をしていた赤ちゃんも、それが1回となり、夜まとめて寝るようになります。10~12時間はまとめて寝てくれることが多くなり、ようやく一安心かの家庭もありますが、夜泣きがまだまだ続いている赤ちゃんもいます。
小さかった赤ちゃんが、体や心もしっかりしてきて、ママの心配事や負担も少しずつ減っていきます。
活発なだけにいろいろ危険も多くなってきます。
伝い歩きも盛んになり、ママの行くところならどこでもついてきます。洗濯くらいなら問題ありませんが、料理をしている時などは危険が多いので、赤ちゃん侵入防止用の柵などを設置して対処してください。自己主張と癇癪のはじまり。
おもちゃで遊んでいたりする最中でもうまくいかないことがあると、癇癪を起こして泣いたり、声をあげたりする光景が見られます。心の発達が進んでいることが確認できます。ママは何について癇癪を起しているのかわからなかったりと、非常にストレスが溜まります。
まだまだ自分の感情がコントロールできる時期は先になりますので、あまりストレスをためないように工夫しながら、気長におつきあいをしていきましょう。
達成の目安・発達表
11ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント
- 立っちができるようになったら、ママと手をつないで歩く練習をしましょう。ママは、赤ちゃんが交互に足が出せているか?きちんと足を踏み出せているかなど歩くフォームをチェックもしましょう。
- こねた小麦粉で遊ばせましょう。最初はある程度の形になってる小麦粉と遊ばせてみましょう。何度か遊んだら、徐々に水分を減らしたものに変えていき、最終的には、粉が水を混ぜることで徐々に固形の状態になる過程を感じさせましょう。ねばねばしたり、さらさらしたりと遊びながらいろんな感触を味わうことができます。
うまくできたところでパンを焼いたりして、大きな喜びにつなげるのもよいかもしれません。 - 急速にいろんなものに興味を持ち始めていきますので、目新しいものを見つけたら、すぐに「これなんだ?」と聞いたり、ものの名前を教えてあげたりしながら、物の名前や役割を学習させましょう。まだまだ言葉は話せませんが、この頃の蓄積が言葉を話す段階で良い役割を果たします。