- この時期(9か月)のページもくじ
- 運動面の発達がすすんできました。【体重に関して】
- 歯が生えはじめ、かみかみの時期の到来?【食事に関して】
- 立つことに興味が出てきました。【この時期の特徴に関して】
- ママの真似っ子がはじまります。【発達に関して】
- 立つ練習もあれば、転ぶ練習も!【育脳・教育に関して】
- こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
- ひさびさの検診。【やらなければいけないことに関して】
9ヶ月の赤ちゃんの平均体重
つかまり立ちをするくらいにまで、体の隅々の筋力が発達してきました。すこしぷよぷよとしていた体型もぐっと締まってきます。また背筋もピンとしてきました。
- 男の子
- 身長:67.0cm~76.5cm
- 体重:7,150g~10,450g
(1日あたり7~10g増加)
- 女の子
- 身長:65.5cm~74.0cm
- 体重:6,700g~9,650g
(1日あたり7~10g増加)
9ヶ月の赤ちゃんの食事
9ヶ月の離乳食(2回食)
豆腐などの柔らかいものが口の中で潰せるようになっています。これからは前歯が生えてきている赤ちゃんも多いので、少しずつ口の中に入れたものを舌や歯でつぶして行くことができます。
母乳やミルクは、離乳食を始める前と同様にあげてください。
どんな食材がよいの?
- 3mm~5mmくらいのかたまりが残るくらいのゆでた食材が与えられます。
【炭水化物類】
米、麺類(うどん、スパゲティー、マカロニ)、食パン、小麦粉類(アレルギーあり)
【野菜】
おいも(じゃがいも、さつまいも)、かぼちゃ、ほうれん草、にんじん、トマト、キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリー、はくさい、キャベツ、レタス、とうもろこし、きゅうり、ナス、ピマン、アスパラガス、ねぎ、にら、わかめ
【果物】
バナナ、りんご
【タンパク質類】
豆腐、きなこ(アレルギーあり)、白身魚(たい、ひらめ、かれい、たら(アレルギーあり))、しらす
9ヶ月の赤ちゃんはこんな時期
後追いがはじまり、育児がすこし大変になります。
8ヶ月こえたあたりにピークを迎えた人見知りも心の発達とともに収まりはじめました。それと重なる時期に後追いがはじまるようになります。ママが洗濯物をほしていたり、掃除していたりすると四六時中、後をずっと追ってくるようになります。ママへの愛着が一段と強くなり、少しでも離れると不安になるようです。このような時期はどの赤ちゃんにも訪れるので、あまり心配する必要はありません。
忙しい家事の合間などに時間ができたら、赤ちゃんをいっぱいかまってあげましょう。
後追いをすることで移動範囲も増えていくので、事故やケガには、気を付けてください。
立つことに興味を持ち始め、つかまり立ちがはじまります。
テーブルや椅子など調度良い高さの家具があるとつかまり立ちをしはじめます。ハイハイの体制に比べ目線が高くなることが楽しくなっていき、立つことに興味が出てきます。まだまだすぐにバランスを崩したりしますので、家具の角などには気を付けて、転倒に備えましょう。まだまだ短い期間しか立つことはできませんが、一歳前後で歩けるようになる足がかりとなります。
絵本に興味がでてきます。
少し複雑な物語中心の絵本にはまだまだですが、可愛いキャラクターや彩りのある絵などに興味を持ちはじめます。毎日眺めていると好きなキャラクターや動物が出てくると、ときどき指差しなどをして、ママに教えたりします。最近の幼児教育の研究では、小学校を迎えるまでに、より多くの絵本などに接すると知能の発達を促進するといわれています。また、語彙数も増えていきますので、図書館などで毎週本をかりて、読み聞かせをしましょう。
ずりばいが徐々に進化します。
お腹のついている体勢で進んでいましたが、腕の力が強くなってきたので、お腹を上げて、ハイハイをし始めます。左右交互に手足を動かせるように少しづつ学んでいきます。うまくできないようでしたら、補助をしながら、見本の動きをさせてあげましょう。食べ遊びが始まります。
離乳食にも慣れてきて、食べ物が身近になったことにより、食べ遊びが始まります。手で握りつぶしたり、テーブルから落としてみたりと、掃除が大変になるようなことが多くなります。食育も育脳の重要なポイントとなってきますので、より食品や食べ物のことを理解させるためにある程度は、遊ばせてあげましょう。
あまりにもひどいようだったら、ママの悲しむ姿などを見せて、やってはいけないことだと気づかせてあげましょう。
1人で遊べるようになります。
ママと一緒にコミュニケーションをとることが、赤ちゃんにとって遊びとなっていました。 手先が器用になり、おもちゃの動作や仕組みがわかってきて、少しの時間だと一人で遊べるようになってきます。動作や仕組みを持ったおもちゃなどを調べて、買い与えてもよいかもしれません。達成の目安・発達表
9ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント
- 立っちの回数も増えてきますので、転ぶ練習もさせましょう。先月にパラシュート反射の練習を引き続き行いましょう。問題なく行えるようになったら、少し変わった形でゆっくり下して、手をつく練習をさせましょう。万が一のために必ず、布団やマットの上で行いましょう。
- 赤ちゃんと近い距離をとって、つかみやすい大きさのボールを使ってコミュニケーションをとりましょう。「投げるよー」と声をかけて、赤ちゃんに対してボールを転がして、遊びましょう。少し慣れてくるとキャッチしようとしたりします。更に進むと赤ちゃんと交互にボールが転がせるようになります
3ヶ月の赤ちゃんのママたちの出来事
生後9ヶ月の間にやらなければいけないこと
- 9ヶ月検診
- 予防接種
9ヶ月検診って何するの?
検診は身長、体重、胸囲、頭囲から始まります。
このころになるとつかまり立ちなどする子も多くなっていますので、体の発達が順調に進んでいるのかを確認されます。
ポイントとしては、当サイトでは少し前から、育脳ポイントとして挙げていたパラシュート反射が行えるかをテストされます。パラシュート反射は、赤ちゃんの立たせて、そこから傾けた時に反射的に手を突こうとする動きのことです。
ほかにも、手の握りがうまくいっているかタオルなどを握らせて動きを見ます。
問診では、人見知りが有無やバイバイなどの意味を理解しているかも聞かれることがあります。
個人差も大きいので、人見知りしなくてもあまり気にしないで、子育てを続けましょう
9ヶ月目に受けたほうが良い予防接種は?
不活化ワクチン B型肝炎 | 任意 | 2回目(計3回) | 2ヶ月~ |
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ハイハイをするようになりました。あちこち活発に動き回ります。