- この時期(7か月)のページもくじ
- 生まれた時の3倍まで成長した。【体重に関して】
- 今月から2回食の開始!【食事に関して】
- 夜泣きのピークになりました。【この時期の特徴に関して】
- 意味のない言葉が増えてきた。【発達に関して】
- ころんだ時の練習をしよう!【育脳・教育に関して】
- こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
- 夜泣きを乗り越える。【やらなければいけないことに関して】
7ヶ月の赤ちゃんの平均体重
生まれた時の体重から3倍以上となり、体も大きくしっかりとしてきました。生まれた頃の写真などを見てみると、びっくりするほどに変わってきています。 今月からは一日の耐重の増え方も10g~20gとなります。体重の心配も減ってきましたが、病気にかかってしまい一挙に減ってしまうこともありますので、気を抜かずに体重のチェックを続けていきましょう。
- 男の子
- 身長:65.0cm~73.5cm
- 体重:6,750g~9,950g
(1日あたり10~20g増加)
- 女の子
- 身長:63.0cm~71.5cm
- 体重:6,350g~9,050g
(1日あたり10~20g増加)
7ヶ月の赤ちゃんの食事
7ヶ月の離乳食(2回食)
1回食も慣れてきたところで、今月から食事の回数を2回に増やしていくタイミングです。 また、この時期からようやく動物性のタンパク質が摂取してもよい時期になります。 まずは鳥のささ身や赤みの魚などを少しずつ試していきましょう。
母乳やミルクは、離乳食を始める前と同様にあげてください。
どんな食材がよいの?
- 少し粒が残ったくらいのつぶしが湯(出来上がったごはん20g対し、お湯を60ml)
- 少し固形が残ったくらいの人参や少し固形が残ったくらいのかぼちゃの野菜メニュー
- タンパク質の摂取のためにゆでてつぶした豆腐に加え、脂肪分の少ない鳥のささ身や赤みの魚をゆでて、こしてペースト状したもの
【炭水化物類】
米、麺類(うどん、スパゲティー、マカロニ)、食パン、小麦粉類(アレルギーあり)
【野菜】
おいも(じゃがいも、さつまいも)、かぼちゃ、ほうれん草、にんじん、トマト、キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリー、はくさい、キャベツ、レタス、とうもろこし、きゅうり、ナス、ピマン、アスパラガス、ねぎ、にら、わかめ
【果物】
バナナ、りんご
【タンパク質類】
豆腐、きなこ(アレルギーあり)、白身魚(たい、ひらめ、かれい、たら(アレルギーあり))、しらす
7ヶ月の赤ちゃんはこんな時期
おすわりの体勢が安定してきました。
この時期の赤ちゃんの運動能力が飛躍的に伸びていきます。背骨や首、その他の筋肉が発達したことにより、自分で少し支えるだけで、おすわりが維持できるようになります。まだまだ、自分でおすわりの体勢になることはできませんが、赤ちゃんにとってはバランス感覚を鍛える良い運動になります。長時間座らせると疲れてしまいますので、様子を見ながら続けさせましょう。
本格的に人見知りが強くなっていきます。
6ヶ月位からはじまっていた赤ちゃんもいますが、7ヶ月を過ぎると多くの赤ちゃんが人見知りするようになります。子供の性格や育っている環境によっても人見知りの度あいがことなります。パパやおじいちゃんなどかなり身近な人でも泣いて嫌がる赤ちゃんもいますが、始めたあった人でも嫌がらずにニコニコしながら接する赤ちゃんもいます。
一時的なことなので、気長に優しく見守りましょう。
手先がより器用になります。
今までは握ったり、つまんだりする程度の動作しかできなかった赤ちゃんも7ヶ月目になると指をひらいてパーをしてみたり、閉じてぐーをしてみたりと、今までに出来なかった動作をするようになります。。もう少し経つと片手で持っていたものを、もう片方の手に持ち替えたりするようになります。
夜泣きを続くこともあります。
少し前から始まっていた赤ちゃんもいますが、夜泣きもいよいよピークに近づいてきました。昼間あったことやテレビで見たことなどがフラッシュバックして、夜泣きにつながっていきます。ストレスが多くの原因になるようです。
近所の迷惑も考えながら、先にご近所周りをして、気を配っていきましょう。地域のコミュニティーは子育てにとって、欠かせない条件となります。
見方にもなれば、敵にもなることを忘れないようにしましょう。
離乳食の回数は、2回と増えます
先月から始まった離乳食も、安定してきました。赤ちゃんもいろんな味を覚えてきたことで、育脳にも良い影響があります。 まだまだ自分で食べることはできませんが、自分で食べたいという欲求から、スプーンを使い始めたりしますので、大人と同じように生活の一部にしましょう。
達成の目安・発達表
7ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント
- 転んだ時にとっさに手が出るように、手をつく練習をさせましょう。赤ちゃんが前向きの状態で、ママは赤ちゃんのわきに手を入れて支えたまま、ゆっくりと状態を前向きに倒しましょう。
ゆっくりと傾く間に赤ちゃんが手をつこうとしますので、何度か繰り返しましょう。
この動作はパラシュート反射と呼ばれ、発達の目安になる大事な運動反応です。健診の際にチェックされる項目でもあります。
※落としたいするとけがをする可能性もありますので、なるべく安全な布団やマットの上で行いましょう。 - 先月では、短期記憶が発達を促すために、赤ちゃんの目の前で玩具などに布や箱をかぶせ、どこに隠した記憶させる遊びをしました。
今月からは、少しずつ難易度を上げ、色のちがうの器を2つか3つ用意して、その器の一つをかぶせましょう。赤ちゃんも色との組み合わせで、隠れたおもちゃを探し始めます。うまくできるようになったら、順番を変えたりしながら、難易度を調整していきましょう。 - ママとにらめっこなどをして、顔真似をさせたり、逆にしてみながら遊んであげましょう。赤ちゃんは大人のまねをする機能が脳にありますので、利用しながら進めていきます。
7ヶ月の赤ちゃんのママたちの出来事
絵本を見るのが好きで、絵本を読むと母の顔と絵本を交互にじっと見ています。
支えがなくても一人でお座りをしていられるようになりました。
初めて自分でお座りができた。まだ不安定だけど見える世界が広がるね。
生後7ヶ月の間にやらなければいけないこと
- 夜泣き対策
- 予防接種スケジュール確認
夜泣き対策って何ができるの?
3つほどの対策がよく言われています。
1)生活のリズムの安定
2)ご近所周りの挨拶
3)テレビなどの刺激の強いことの時間を減らす。
1)生活のリズムが赤ちゃんの心の安定につながります。起きる時間、ご飯の時間、昼寝の時間、お風呂の時間を一定の時間に保つようにしましょう。
2)赤ちゃんが泣くのは仕方ありません。ただし、ママが近所の目を気にし始めると、ママの焦りが赤ちゃんに伝わり、より夜泣きの悪化につながります。近所の理解を得ることは非常に大切です。
3)視覚的に刺激の強いテレビは、赤ちゃんの見る夢に影響をあたえると言われています。なるべく刺激が少なく、穏やかな気持で過ごせるように努力していきましょう。
今までは何でも食べていた離乳食、玉ねぎにしたら食べにくそうな顔をしながらも全部食べました。