- この時期(5か月)のページもくじ
- 離乳食もはじまり、体重管理は気を付けよう。【体重に関して】
- いろんなことに注意しながら離乳食をはじめよう!【食事に関して】
- うちの赤ちゃんも寝返りできた!。【この時期の特徴に関して】
- おもちゃどこ?見えなくなったものを探します【発達に関して】
- お座りができたら、ハイハイの練習!【育脳・教育に関して】
- こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
- 3回目の予防注射。【やらなければいけないことに関して】
5ヶ月の赤ちゃんの平均体重
先月から引き続き体重の増加量が少しづつ減ってきます。3ヶ月までは一日あたり30gの増加となっておりましたが、5ヶ月では25gくらいの増加となっています。この状態は1歳こえるあたりまで続いていきます。
また、今月くらいから離乳食も始められるママの増えてきますので、体重の変化や、体調の管理などもこまめに行う必要があります。
- 男の子
- 身長:61.5cm~70.5cm
- 体重:6,150g~9,300g
(1日あたり20~25g増加)
- 女の子
- 身長:60.0cm~68.0cm
- 体重:5,750g~8,400g
(1日あたり20~25g増加)
5ヶ月の赤ちゃんの食事
5ヶ月の離乳食(1回食)
機嫌の良い日に離乳食をはじめましょう。初めてのミルク以外を口に入れるので、量を食べる・飲むということよりもまず飲み込むことになれさせる時期となります。
機嫌によってもたべられない時がありますので、食べたくないようでしたら、無理に上げる必要はありません。
母乳や粉ミルクは、離乳食を始める前と同様にあげてください。
どんな食材がよいの?
開始1日目~10日目形状は「とろとろとした状態のつぶしが湯」
米
10日目以降はつぶしが湯に加え、ゆでてすりつぶしたトロトロ状の人参やゆでてすりつぶしたトロトロ状のかぼちゃの野菜メニュー。
タンパク質の摂取のためにゆでてつぶした豆腐などを加えましょう。
米・人参・かぼちゃ・ほうれん草・豆腐
【つぶしてロトロトの状態のおかゆ】
出来上がったごはん10g、お湯を50mlをお鍋に入れ弱火で煮込みます。
細かなざるやざるとボウルを二重にして、ヘラで裏ごしをしてください。
どのくらいの量をあげたらいいの?
- 1~3日:小さじスプーン1杯
- 4~10日:小さじ3杯
- 10~20日:小さじ6杯
- 20~30日:小さじ9杯
離乳食の時間
ごはんを与える時間は自由となります。午前10時くらいにあげるママが多いようです。5ヶ月の赤ちゃんはこんな時期
寝返りをする赤ちゃんが増えてきました
4ヶ月~5ヶ月になると多くの赤ちゃんが首がしっかりしてきます。首の力を利用して、いつの間にか寝返りをするようになります。うまく寝返りができるようになってくると、寝返りがすることが楽しくなるようで、運動や移動手段として、よくコロコロする様子が見られるようになります。
手の届かない位置にある玩具などをコロコロしながら取りに行ったりします。
手先が器用になり、身の回りのすべてのものがおもちゃになります
今までは何かを握ったり、触れたりすることができましたが、この時期になると手先が器用になりいろいろなものをつまんで細かい動きを見せはじめます。本当にどんどん成長していきます。
何か興味のあるものが視野に入ると、とってほしいと声を出したりすることもあります。赤ちゃんが取れる位置まで移動させて、自分の力で取るような運動をさせましょう。
ママの顔の認識ができ、一番身近な人物である信頼感がより深まります
視力がどんどん発達していきます。少し離れた場所からでも、笑いかけたりすると声を発したり、微笑みかけたりしてきます。
以前からママやパパ以外の人との区別もかなりな部分でできるようになっています。
ママは少し離れた場所でいないいないばあをしてみたりすると、赤ちゃんにとって今まで違った楽しみや喜びを得られるようになるかもしれません。
喃語も増えていきます
声帯や聴力の発達にともなって、いろいろな喃語を話すようになります。一生懸命に大人の真似をして、言葉を発する練習をしているのでしょう。
ママは舌を震わせる声などいろいろな声の出し方を見せたり、聞かせたりすると真似しながら少しずつ学んでいきます。
離乳食を始めよう
離乳食が始められる時期となりました。最初はあまり無理をせずに、ゆっくりと進めていきましょう。口に入っているか?飲み込めたか?などよく観察しましょう。
生活のリズムが大人と同様になっていきます
朝起きて夜寝るという当たり前のようできませんでしたが、生活リズムがついてきたことでき大人と同じく夜寝る様になります。しかし、まだまだ生活リズムが不規則な赤ちゃんも多くいます。
生活のリズムをつけるために、決まった時間におこして、ある程度決まった時間に昼寝をさせましょう。お風呂の時間もリズムとつけるためには大切です。
リズムは心の発達にも大きく関わってきますので、家族が手を取り合い取り組みましょう。
達成の目安・発達表
5ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント
- ハイハイの動作を覚えさせるために、手を交互に出すように赤ちゃんの体を補助する(体を支える)形で行ってみましょう。正確な行動が記憶され、よい発達につながります。また、腹ばいも発達してきてますので、ハイハイを促すように、少し離れたところにおもちゃを置いたりしてみましょう。
- 先月より鏡を使って、赤ちゃん自身の姿を映したりして、遊んでいます。今月も同じく赤ちゃん自身を鏡にうつしだして、様々な角度から眺めさせてみましょう。鏡は多くの教育現場でも取り上げられている育脳道具の一つです。表情をかえたりすることで、鏡の特性に気が付くなど、多くの知恵をつけてくれます。
- 離乳食も開始する時期になってきていますので、それにあわせ、コップで水を飲ませたり、スプーンを使って飲ませたりしてみましょう。手の器用さの上達は、脳の発育にも非常に役立ちます。
- 首もすわってきたこの時期におすわりの練習をしましょう!まだまだ筋力が足りないために良い姿勢を維持できませんが、サポートしながら背筋を伸ばしてすわるように教え込みましょう!
5ヶ月の赤ちゃんのママたちの出来事
【うちの子:生後5ヶ月4日】
小児科でアトピーと食物アレルギーと言われ、今日からアレルギー用のミルクへ切り替えをした。症状が落ち着くといいな。
たーくん(男の子)のママ小児科でアトピーと食物アレルギーと言われ、今日からアレルギー用のミルクへ切り替えをした。症状が落ち着くといいな。
【うちの子:生後5ヵ月6日】
保育園に通い始めました。母乳オンリーで哺乳瓶を受付なかったので、初日はほとんどミルクを飲めませんでした。
みーちゃん(女の子)のママ保育園に通い始めました。母乳オンリーで哺乳瓶を受付なかったので、初日はほとんどミルクを飲めませんでした。
生後5ヶ月の間にやらなければいけないこと
- 離乳食の開始
- 3度目の予防接種
- 夜泣き対策
- おすわりの練習
5ヶ月目に受けられる予防接種は?
生ワクチン BCG | 定期 | 計3回 | 5ヶ月~7ヶ月 |
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日本で、根深く残っている結核のワクチンです。結核は菌からおこる髄膜炎や重い肺炎などに重い症状にすすんでしまいます。※2013年からは1歳未満まで接種できるようになりました。 | |||
不活化ワクチン 四種混合 (三種混合、ポリオ) | 定期 | 3回目(計4回) | 2ヶ月~2歳以降も続きます |
母がチューをすると自分も真似をして口を三角にしてチューを返してくれます。