- この時期(2か月)のページもくじ
- ふっくらとしてきました。【体重に関して】
- たくさん飲むのですが大丈夫?【食事に関して】
- 体がしっかりしてきた!【この時期の特徴に関して】
- 動くものを目で追うようになった。【発達に関して】
- スキンシップで育脳!【育脳・教育に関して】
- こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
- 計画的にすすめる予防注射【やらなければいけないことに関して】
2ヶ月の赤ちゃんの平均体重
生まれた時と比べて約2倍の体重になり、よくイメージされる赤ちゃんの体型になってきています。
もう弱々しさは薄れ、皮下脂肪もたくさんついています。
体重もやはり一日30gくらいまでは増えていきますので、たくさんおっぱいをあげてください。
うんちは回数よりも一度の量が多くなっていきます。
- 男の子
- 身長:54.0cm~63.5cm
- 体重:4,400g~7,250g
(1日あたり25~30g増加)
- 女の子
- 身長:53.5cm~62.0cm
- 体重:4,250g~6,700g
(1日あたり25~30g増加)
2ヶ月の赤ちゃんの食事
授乳の回数は10回程度となります。
著しく発達していますので、ここでもあげる量は注意しましょう。1度におっぱい右左をわけて、10回程度つづあげてください。
赤ちゃんも少しづつ寝る時間が増えてきましたが、起きるたびに授乳してもよいでしょう。
夜間の回数も計算に入れて、減らさないようにしましょう。
母乳の場合:
赤ちゃんもほしくなると声を上げてくれます。欲しがるたびに上げてください。
回数も一日10回以上はあげるように心がけましょう。
ミルクの場合:
授乳している回数を考慮して、あげましょう。あくまで足りない分を補うことを念頭に置きましょう。
市販のミルクの裏に書いてある量を守り、上げるタイミングも3時間以上はあけましょう。
2ヶ月の赤ちゃんはこんな時期
何故泣いてるのかわからない。夕暮れ泣きのはじまり
大体3ヶ月前後でよく見られる症状なのですが、原因がよくわかっていません。
夕暮れ泣きか体調が悪いから泣いているのは判断しつつ、赤ちゃんをおもちゃであやしながら、遊んであげましょう。
成長時期でたくさんのおっぱいを欲しがります
身体も1ヶ月位と比べると1000g以上増えていますので、身体がしっかり成長していることを確認できます。
その分、多くのおっぱいを飲むようになります。
体重が平均以下か以上かを確認しながら、おっぱいのあげる量もかかりつけの担当医と相談して調整してください。
まだまだおっぱいの量が少ないママもいます。
私の家庭でもそうだったのですが、市販のミルクなども視野に入れて、無理をせずに赤ちゃんに与えてあげたほうが良いかもしれません。
興味が出てきて、目で色んな物を追うようになる
40cmくらい離れたものの動きを目でおったりしますので、音を出したり、動かしたりして一緒に遊びましょう。
触れさせたりすることで、音が出たり、動いたりするのをじっと見て観察することもあります。
ウンチの回数も少なくなります
少しの量を何度もだしていた赤ちゃんも一度に多くの量のうんちを出すようになります。
またのこの頃になると、おむつからおしっこやウンチが漏れたりして、悩んだりする家庭も多いとでしょう。
我が家もその悩みを抱えていました。
解消法としましては、値段が高いから良いおむつと考えるのはやめて、できるだけ多くのおむつをためして、漏れているかの確認をしてみるとよいでしょう。
我が家ではPampers→Moony→Merriesと回って、またPampersに戻りました。
ただし、半年くらいになると全体型が変わってきますので、その度に漏れないおむつの調査がはじめなければいけません。
首がしっかりしてきます
1ヶ月位までは首をしっかりと支えてあげなければいけなかった赤ちゃんも日に日にしっかりとしていくのがわかります。
1ヶ月から様子見だった腹ばいに体勢変えたりする運動もうまくいく子が増えてきますので、ためしてみましょう。
まだまだ窒息する可能性がありますので、絶対に目を離さないで、様子を見ながら行ってください。
少しずつ知恵をつけてきます
ママの顔をみて、喃語を反したり、寝ている間でも様々な表情が出てきます。
ママやパパへの関心を引くようなしぐさも時折、見せ始めます。
達成の目安・発達表
2ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント
- 音への興味が増して来る時期です。歌を歌ってあげたり、リズミカルな音を出したりして、聴覚の発達の手助けをしましょう。
ママの歌や子守唄を聞くことで赤ちゃんのストレスが軽減されたり、ママとの絆が強くなったりしますので、いっぱい聞かせてあげしょう。
また、市販の赤ちゃん用のオルゴール曲集なども落ち着かせてくれます。 - 頭をなでたり、くすぐったり、いないいないばあをしたりと様々なことで赤ちゃんとのコミュニケーションを図りましょう。いろんな遊びをとおして、集中力も高まり、コミュニケーションの手段が増えていきます。
- おもちゃや音の出るものに、触れる機会をもたせ興味を引くにしましょう。慣れはじめたら、おもちゃを赤ちゃんの手が伸ばさないとさわれないところへ置くようにしましょう。
自分で興味を持って、手を伸ばして触り始めたら、一段回難しい行動ができる用になった証です。
左右どちらの手でも行えるようにしましょう。また、両手同時も挑戦しましょう。
2ヶ月の赤ちゃんのママたちの感想
今日初めて自分の名前を言いました。聞き間違いかもしれないけれど、確かに言った気がするよ。パパと楽しくお話ししている時の出来事でした。
左手を突き上げこぶしの先をじっと見るポーズをよくしています。
生後2ヶ月の間にやらなければいけないこと
- 予防接種の開始
- 体重管理
予防接種は何を受けたらいい?
不活化ワクチン B型肝炎 | 任意 | 計3回 | 2ヶ月~ |
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肝臓が炎症を起こしたりすることで黄疸が出ます。症状は軽いものですが、感染するとキャリアとなり、長い間体調の不良や肝臓の炎症に悩まされてしまいます。 | |||
生ワクチン ロタウィルス | 任意 | 計2回または3回 | 2ヶ月~7ヶ月くらいまで |
2歳までの間にほとんどの赤ちゃんがかかってしまう病気です。水状の下痢と熱が続き、うんちの色が白くなります。 乳幼児期に感染すると重症化する危険があります。 | |||
不活化ワクチン ヒブ | 定期 | 計4回 | 2ヶ月~1歳以降も続きます |
菌が鼻などから侵入し、脳を髄膜や喉、肺に炎症を起こします。助かっても、後遺症が残ってしまう可能性のあります。 | |||
不活化ワクチン 小児用肺炎球菌 | 定期 | 計4回 | 2ヶ月~1歳以降も続きます |
ヒブと同様に脳の髄膜や肺に重い炎症を引き起こします。 |
うつ伏せにすると、少し頭をあげるようになってきました。