- この時期(1か月)のページもくじ
- 少しずつ体重が増えた。【体重に関して】
- 母乳と粉ミルクどっちがよい?【食事に関して】
- 赤ちゃんが笑った!【この時期の特徴に関して】
- 動作からわかる発達具合【発達に関して】
- 少しずつ進める育脳!【育脳・教育に関して】
- こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
- はじめての検診に行こう【やらなければいけないことに関して】
- 鼻水や熱に注意【病気に関して】
1ヶ月の赤ちゃんの平均体重
出産時より1,200g~1,800gくらい増えています。生まれた時よりもほっぺや腕、足などふっくらして見えます。
ママも赤ちゃんがどのくらい母乳を飲んでるか把握しずらい時期でありますが、1日30gくらいの体重の増加量でしたら、問題ないのでたくさん飲ませてあげてください。
体重が増えていないときは、母乳が足りていない可能性もありますので、医師に相談して、粉ミルクを追加したりと、対処を必ず行ってください。
- 男の子
- 身長:51.0cm~59.5cm
- 体重:3,650g~5,950g
(1日あたり25~30g増加)
- 女の子
- 身長:50.5cm~58.0cm
- 体重:3,420g~5,550g
(1日あたり25~30g増加)
うんちとおしっこの回数や特徴
- おしっこの回数や量
おしっこは1日10回~20回と多くの回数のおしっこをします。
回数も少ない場合は、母乳が足りていない可能性がありますので、かかりつけのお医者さんのご相談しましょう。
- おしっこ特徴に関して
色は淡い黄色っぽい時や淡いレンガ色の時などがあります。 ピンク色の場合は血が混じっている可能性がありますので、おしっこのついたお持つを持参して病院に行ってください。
- うんちの回数や量
うんちは1日3回~10回くらい
大人と同様に個人差があるので、3回以下の赤ちゃんもいます。
1回も出ないときが続くようでしたら、迷わずにかかりつけのお医者さんに相談しましょう。 - うんちの特徴
栄養の補給が母乳の間は淡い黄色い場合が多いです。緑(鶯色)のうんちをする場合も心配はいりません。おなかの中で酸化すると緑になるといわれています。
1ヶ月の赤ちゃんの食事
少しずつママにおなかが減ったことを伝えられるようなってきました。
泣いたり、声をあげたりしたら、おっぱいをあげましょう。
回数も少なくならないように、チェックしながら過ごしましょう。
夜間も授乳しなければいけないので、横になった体制でもあげられるようにいろいろ試してみてもよいかもしれません。
母乳の場合:
赤ちゃんがほしがったら、何度でもあげるようにしてください。
回数も一日10回以上はあげるように心がけましょう。
ミルクの場合:
1ヶ月検診で、体重の増え方などで指摘を受けるケースが多いので、この時期から市販ミルクをあたえ始めるママも増えてきます。お医者さんの指示に従い、量や回数を決めましょう。
あげる場合は3時間はあけてあげましょう。
1ヶ月の赤ちゃんはこんな時期
赤ちゃんの世界の広がりは、視力30~40cmまで
生まれたばかりの時は、目を動かすのもやっとで、色んな物がぼんやりとしか見えませんでした。 ですが、1ヶ月も経つと空気や光にも多少慣れていき、昇天を合わせられるようになったり、多少動くものを追えるようになっていきます。 また、おっぱいをあげている時のママの顔を認識できるくらいに発達はしていますので、あげるときは毎回ちゃんとアイコンタクトをして、笑顔で対応するのを心がけてください。微笑んだ?不快な顔をした?赤ちゃんの表情が増えてくる時期
少しづつ体重も増えてきて、顔がふっくらとしてきます。毎日おっぱいを吸っていることもあり、頬の筋肉も発達してきて、少し表情が出てくるようになります。
赤ちゃんの睡眠時間も長くなっていきます
まだまだ、昼夜の区別はついていません。ただ1ヶ月を過ぎたあたりから、眠ってばかりの赤ちゃんも徐々に昼間に目をさましている様になります。
赤ちゃんによっては、4時間も連続して寝てくれる子もいるようですが、個人差もあり、まとまって寝れない赤ちゃんもたくさんいますので、 心配しないでください。
ママも自分の状態を気遣って!
出産から1ヶ月経ったとはいえ、まだまだ出産前に戻るには時間がかかります。赤ちゃんもまとまって寝ないので、慢性的な寝不足に陥る人もいます。
夫にある程度、子育て、家事を負担してもらい、自身の回復に努める時間も大切です。
我が家庭では、23時~5時までは、夫である私が赤ちゃんを見ていました。
赤ちゃんの動きは出てくるようになった
この頃から手足を動かして、運動する準備を始めます。季節に応じて、暑く、そして寒くならないように気をつけながら、運動をさせてあげましょう!
コミュニケーションの始まり?泣き方や喃語など発声に表情が出てきます
生まれてから一ヶ月も経つと、自分の状態が多少わかってきます。おむつが濡れてる時や、おなかが減った時などに泣き方に変化が見られてきます。
ママは赤ちゃんの声によく耳を傾け、泣き声の変化に注意しましょう!
この頃になると泣き声の以外にも、「アー」「ウー」など声を発するようになります。
声に応じて、ママも「アー」「ウー」などとコミュニケーションをとりましょう。
達成の目安・発達表
1ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント
- 先月より原始反射を利用して手を握る練習を行ってきました。うまく握れるようになってきましたので、両手同時で握らせたり、握った手をゆっくり引いたりしながら、様子を見ましょう。
指だけでなく棒やペンなど小物を使って同時に握らせたりするしてみましょう。 - 機嫌が良い時は、体勢をうつ伏せに変えて、体を擦ったりしながら、様子を見ましょう。
首を持ち上げようとしたりする行動が見られます。
体調が安定し始めてから、1日2回ほど行ってみましょう。
※油断して目を話してはいけません。また窒息の可能性もあるので、硬い布団の上で行ってください。 - 太鼓のおもちゃや、鈴などを紐で結び、赤ちゃんの目に届くような高さにぶら下げましょう。赤ちゃんは赤に注目するので、なるべく赤いものをぶら下げて、ゆらゆらと上下左右に揺らしましょう。
- 手や肌の感覚が発達していますので、様々な素材のものに触れさせましょう。「木綿」「タオル」「金属」「プラスチック」「ひも」「スポンジ」「ボール」などいろいろ試しましょう。触感で情報を得ることを覚えてきます。
- 50cmくらい離れたところで風船などを揺らしながら、赤ちゃんの視野に広がりをもたせるようにしましょう。
- かなり早いように感じますがストローを使っての飲み方を教えてみる。久保田式ではストロー飲みを推奨しており、発声の訓練となるようです。
1ヶ月の赤ちゃんのママたちの感想
今日は一か月検診の日です。顔にぶつぶつが出来ているのは、私が飴を食べ過ぎたのもあるみたいです。ごめんなさい。体重は少し増え過ぎだと言われたので、ミルクはほどほどにするね。
大人のお風呂デビューしました。沐浴は卒業です。これからは一緒に入れるね。
よく目が見えるようになってきたようで、目で追うようになってきました。
爪を切るときに、爪以外を切ってしまって血が出てきて焦りました。痛かったね。ごめんね。
初めてベビーカーでお散歩に行きました。乗ってしばらくすると寝てしまいました。
生後1ヶ月の間にやらなければいけないこと
- 1ヶ月検診
- 体重管理
1ヶ月検診って何するの?
身体測定で身長、体重、胸囲、頭囲などを図ります。わが子が平均の間にいるかきちんと把握しましょう。
おなかの張り具合や、大泉門の開き具合、心雑音、各関節などを細かく確認してくれます。
子育てに関する問診では、赤ちゃんに与える母乳の回数や、普段の様子などが聞かれます。
ママ歴も1か月しかないので、いろいろな不安がありますので、日ごろから疑問に思ってることや不安に思ってることなどをメモ書きして、まとめて尋ねてみるとよいでしょう。
費用に関しては、配布される検診無料券などがある自治体も多くありますので、それぞれチェックしてみましょう。
注意点:検診に関しましては自治体によって回数や実施場所が異なります。
多くの地区では1歳までに1~2回、1歳6か月、3歳と行っております。
集団検診や個別検診などによっても場所が異なりますので、それぞれの役所などをチェックしましょう。
1ヶ月の赤ちゃんがかかりやすい病気・症状
まず、生後6ヶ月までは、ママの抗体のおかげで、病気にかかりづらいと言われています。
少しでも体調が悪く変化したようだったら、迷わず病院に向かってください。
鼻水やせきが出るのだけども・・。
生後半年位までは、なるべく病院で診察してもらいましょう。
かかりつけの個人病院の場合は、処置が行えない場合もあるので、緊急な場合は、大きな病院に向かってください。
もし、どうしても病院にいけないようでしたら、病院に電話をして、状態を話すなど相談をしてください。
「あ~」「う~」などの喃語が良く出るようになってきました。